CBDオイルの選び方が詳しく知りたい・・・
- 結論
- CBDオイルは「濃度、含有量」で選べ!
- CBDオイルは「キャリアオイル」も超重要!
- CBDオイルの苦味は「フレーバー」で回避!
元清水建設の社員|TOEIC800点|アメリカのオンライン大麻大学で勉強|初めてカナダでCBDオイルを試したのは2017年|2018年に初めて個人輸入したCBDオイルはエンドカ製のCBDオイル|オランダ、ハイタイムズカップ、ウルグアイなど世界中の大麻イベントに参加|現在は南米からCBDを学んでいます。
もっとCBDのことが知りたい!CBDオタク(@pot420blog)です。
- CBDオイルってどう選ぶの?
- CBDオイルの濃度について知りたい!
と考えている人は多いのではないでしょうか?
この記事ではCBDオイルの「選び方」に注目することで、下記がわかります。
- CBDオイルの「選び方」が完全にわかる!
- CBDオイルの「濃度」で迷うことがなくなる!
CBDオイルの選び方:CBD濃度、CBD含有量、キャリアオイルをチェック!
CBDオイルとは、当然ですが「CBD」と「オイル(油)」からできています。
CBDだけだといいんですが、オイルが加わると「CBDとオイルの比率(CBD濃度)」や「オイルの種類」なども考えないといけません。
CBDオイルを購入する際は、以下の4つのポイントをチェックしましょう。
- CBDオイルの選び方【4選】(ジャンプできます)
読み終わったら、CBDオイルの選び方が完璧に分かるようになっています。
「ブロードスペクトラムCBD」か「CBDアイソレート」を選ぶ
結論から言うと、「ブロードスペクトラムCBD」の方が効果はあります。
ブロードスペクトラムとアイソレートの違い
まずはこの表を見てください。
ブロードスペクトラムCBD | CBDアイソレート | |
CBD | ||
THC | ||
その他のカンナビノイド | ||
テルペン | ||
フラボノイド | ||
効果 |
この表で抑えておきたいポイントは下記の2点です。
- ポイント
- CBDアイソレート:CBDしか入っていない、効果が微妙
- ブロードスペクトラムCBD:CBD以外の物質もある、効果が高い
》CBDの3種類:フルスペクトラム・ブロードスペクトラム・アイソレート
「なぜ、ブロードスペクトラムCBDの方が効果が高いのか」を次で説明しますが、その前に少しだけ用語を解説します。
表の中で初めて見る単語がある人は、理解が深まるのでざっと確認しておいてください。
- カンナビノイド
大麻草だけに含まれている120を超える化合物。カンナビノイドの中でも代表的なのは2つで、「THC」と「CBD」です。
- テルペン
一般の植物や大麻草、果物、野菜にも含まれている。レモンやマンゴーなどの香りの正体は「テルペン」です。
- フラボノイド
一般の植物や大麻草、果物、野菜にも含まれている。バラやナスなどの鮮やかな色の正体は「フラボノイド」です。
ブロードスペクトラムCBDの「メリット・デメリット」
メリット | デメリット |
相乗効果あり | 苦味あり |
このデメリットはフレーバー付きのCBDオイルを買えばかなり解消できるので、メリットに焦点を当てます。
ブロードスペクトラムCBDの最大のメリットは「相乗効果」です。(相乗効果は「1×1=3」的な感じのやつです。)
- 相乗効果が発生する条件
- CBD × その他のカンナビノイド
- カンナビノイド × テルペン
- カンナビノイド × フラボノイド
なぜ相乗効果があると言えるかというと、既に研究結果で分かっているからです。2つ例を挙げます。
一つ目は2021年の研究で、ブロードスペクトラムCBDオイルは、トラウマによって発症する不安や抑うつの症状を軽減する可能性があることがわかりました。
二つ目は2011年の研究で、ブロードスペクトラムの条件のテルペンとカンナビノイドを組み合わせて摂取すると、下記の効果があることがわかりました。
- 不安の軽減
- 痛みの軽減
- 炎症の軽減
ちなみに、相乗効果のことを専門用語でアントラージュ効果と言います。
誰にでも分かるように「相乗効果」と書いてあるCBDオイルの購入ページが多いですが、「アントラージュ効果があります」と書いている場合もあるので、知っておいた方がいいと思います。
》【節約術】CBDの効果を最大限に高めてくれるアントラージュ効果とは?
- ブロードスペクトラムCBDが「向いている人」と「向いてない人」
- 向いている人:とにかく効果が欲しい人
- 向いてない人:初めてで、どんな効果があるのか試してみたい人
CBDアイソレート
メリット | デメリット |
無味無臭 | 相乗効果なし |
ブロードスペクトラムCBDみたいに苦みがないのはいいですが、ぶっちゃけメリットよりデメリットの方が大きいです。
CBDアイソレートにはその他のカンナビノイドやテルペンなどが含まれていないので、相乗効果はありません。
- CBDアイソレートが向いている人
- 初めてCBDオイルを買う人
- 仕事で車の運転や、機械を操作する人
この2つを、もう少し噛み砕いて説明します。
- 初めてCBDオイルを買う人
なんでも、初めて試すときは慎重になるものです。
CBDオイルも同じで、初めてCBDオイルを買う人にとっては少しドキドキするかもしれません。
効果があまりないとか言われているかもしれないけど、とりあえず様子見のつもりで買ってみたい。
そんな人は、CBDアイソレートで全然OKだと思います。
- 仕事で車の運転や機械を操作する人
CBDの副作用の一つに眠気がありますが、ブロードスペクトラムCBDは効果が強い分、眠気も強くなります。
あるCBDオイルの購入ページには実際に、「眠気が起こる場合がございますので、車の運転前の服用はご遠慮ください。」と記載されています。
眠気を考えて、車を運転する仕事や機械を操作する仕事の人はブロードスペクトラムCBDよりCBDアイソレートをオススメします。
「CBDだけ(CBDアイソレート)でも眠くなるんじゃね?」と思う人もいると思いますが、次の結果を見てください。
シドニー大学の研究によると、CBDの1日最高用量である1500mgでも、運転やドライバーの認知能力に影響を与えないことがわかりました。
Chronic use and high doses of up to 1500 mg per day have been repeatedly shown to be well tolerated by humans.
引用:SciELO:Cannabidiol presents an inverted U-shaped dose-response curve in a simulated public speaking test
研究ではCBDアイソレートは運転に影響がないことが分かりましたが、眠気には個人差があるので注意してください。
「でも、CBDアイソレートって効果がないでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、
40年間カンナビノイド研究をされている巨匠、イーサン・ルッソ医師は「CBD単体でも、てんかんや抗けいれんに有効」と言っています。
On the other hand, cannabidiol alone, again, would be very good in treating a variety of other conditions. One is epilepsy. CBD as an anticonvulsant has a broad spectrum of activity.
引用元:projectcbd.org:CBD & CLINICAL ENDOCANNABINOID DEFICIENCY
さらに、アメリカのFDAに認可されている「エピジオレックス」という抗てんかん薬の99%はCBDです。
- CBDアイソレートが「向いている人」と「向いてない人」
- 向いている人:無味無臭が好きな人、初めてCBDを試す人、運転・機械操作の仕事の人
- 向いてない人:できるだけ高い効果が欲しい人
CBDのボトル容量より「濃度」で選ぶ
CBDオイルを購入するときに重要なのが「CBD濃度」と「CBD含有量」です。
- CBDオイルを購入する際のポイント
- CBD濃度 ← 特に重要
- CBD含有量
効果的にCBDオイルを摂取したい人は、CBDのボトル容量で選ぶよりも濃度と含有量で選んでください。
理由を説明します。まずはこの表を見てください。
CBDオイル | 含有量 | ボトル容量 | 濃度 | 値段 |
A | 1500mg | 30ml | 5% | 5000円 |
B | 1500mg | 5ml | 30% | 5000円 |
あなたはどちらのCBDオイルを買いますか?CBDオイル「A」それとも「B」?
僕ならCBDオイル「B」を買います。
理由はCBDオイル「A」の濃度が低く、CBDオイル「B」よりも多くのCBDオイルを飲む必要があるからです。
- 濃度による違い
- CBDオイル「A」:多くのCBDオイルが必要
- CBDオイル「B」:少量のCBDオイルでOK
みんなが騙されるポイントは「ボトル容量多い = CBDが多い」と思うことで、ぶっちゃけ関係ないので注意しましょう!
なぜ、「多くのCBDオイルを飲む必要がある」とデメリットになるか説明します。
低濃度CBDオイルのデメリット
勘が鋭い人は「じゃあ、CBDオイルAをいっぱい飲んだらそれでいいじゃん!」と思う人もいますが、これはあまり良くありません。
濃度の低いCBDオイルをたくさん飲むと言うことは、「少しのCBD + 大量の油」を飲むと言うことです。
油を大量に飲むとカロリーが高くなったり、胃もたれします。
- オイル(大さじ1杯)のカロリー比較
- MCTオイル:122kcal ←CBDオイル コレ
- サラダ油:111kcal
- オリーブオイル:111kcal
- ごま油:111 kcal
かなり痩せ気味で「もっとカロリーが欲しい!」という人は逆にCBDオイル「A」でもいいかもしれませんが、胃もたれや吐き気に注意してください。
》【注意点】CBDオイルのデメリット9つを包み隠さず紹介します!
低濃度CBDオイルのメリット
でも、低濃度のCBDオイルが絶対に悪いと言うことではありません。
濃度 | 対象者 | いつ |
低濃度 | 初心者〜中級者 | 日中 |
高濃度 | 中級者〜上級者 | 夜 |
この表でポイントになる点は「いつCBDオイルを摂取するのか?」です。
初めてCBDオイルを買う人は様子を見るために比較的、低濃度のCBDオイルを購入しがちです。
しかし、中級者でも低濃度のCBDオイルを買う人が一定数いて、その理由は「日中に使いたいから」です。
例えば、仕事の間に適度なリラックスを求めている場合、高濃度のCBDオイルだと少量でもリラックスし過ぎて仕事がやりにくくなることがあるからです。
- 低濃度・高濃度が「向いている人」
- 低濃度が向いている人:初めてCBDオイルを買う人・日中にCBDオイルを摂取する人
- 高濃度が向いている人:帰宅後、家でリラックス用に使いたい人
最高クラスの「CBDオイル」を教えます。
中上級者から人気が高いCBDオイルは「ネイチャーカンのCBDオイル40%」です。(最高クラス!)
リラックスしすぎに注意!金曜日の晩か週末にどうぞ。
スペックはこんな感じです。
フレーバー | ナチュラル | 特徴 | 100%ビーガン |
CBDの種類 | ブロードスペクトラム | オイルの種類 | MCTオイル |
CBD配合量 | 4000mg | 原材料 | カンナビノイド |
内容量 | 10ml | 生産国 | アメリカ |
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キャリアオイルで選べ:MCTオイル・ヘンプシードオイル
CBDオイルを購入するときは、使われている「オイルの種類」にも注目しましょう。
理由は、CBDオイルとは「CBD + オイル」で出来ていて、CBDオイルを選ぶときに重要な要素になるからです。
このCBDオイルに使われているオイルを専門用語で「キャリアオイル」と言いい、主に2種類あります。
- CBDオイル:キャリアオイルの種類
- MCTオイル ← 多いのはこっち
- ヘンプシードオイル
なぜ、キャリアオイルが使われているかというと、CBDを体内にたくさん吸収させるためです。
CBDのキャリアオイルの詳しい説明は別記事で紹介しているので、ざっくり知りたい人は確認しておくと役に立つと思います。
》CBDと「オイル」を分けて考える!効果を最大化するキャリアオイル!
それぞれの特徴を知り、好みのキャリアオイルを見つけましょう!
MCTオイル:コストを抑えたい人向け
ココナッツやパームヤシなどから作られる「MCTオイル」のメリット・デメリットはこれです。
メリット | デメリット |
値段が安い | 相乗効果なし |
デメリットの「相乗効果」は、次のヘンプシードオイルのところで一緒に解説した方がわかりやすいので、先にメリットだけを解説します。
ちなみにMCTとは「Medium Chain Triglyceride」の略で、日本語では中鎖脂肪酸のことです。
- メリット
この次に紹介する「ヘンプシードオイル」より、大量に取れるので安いです。
MCTオイルには、その他にもメリットがあります。
》CBDオイルにはCBD以上の価値がある!MCTオイルに秘密があった!
- その他のMCTオイルのメリット
- 体内に吸収する割合が高い
- 味や風味も少ない
「味や風味も少ない」はわかると思いますが、「体内に吸収する割合」を補足します。
詳しくは別記事で紹介しているのですが、摂取したCBDは100%体に吸収されるわけではありません。
- 体に吸収する割合の違い
- CBDベイプ:35%程度
- CBDオイル:25%程度
- CBDグミ:10%程度
この割合を専門用語で「バイオアベイラビリティ」と言い、MCTオイルの方がヘンプシードオイルより体内に吸収されます。
》CBDの効果がない!各CBD製品のバイオアベイラビリティを知ろう!
CBDが体内に吸収される割合が高くなるということは、結果的にお金の節約にもなります。
できるだけ安く、クセの少ないCBDオイルを購入したい人は「MCTオイル」がおすすめです。
ヘンプシードオイル:よりリラックスしたい人向け
麻の種子から作られる「ヘンプシードオイル」のメリット・デメリットはこれです。
メリット | デメリット |
相乗効果 | 値段が高い |
先ほど言った通り、MCTオイルのデメリットの「相乗効果なし」をヘンプシードオイルのメリットと一緒に説明します。
- メリット
なぜヘンプシードオイルが「よりリラックスしたい人向け」なのかというと、相乗効果があるからです。
相乗効果はページ上部の「ブロードスペクトラムCBDの相乗効果(ジャンプできます)」で説明した通りです。
- 相乗効果の条件
- CBD × その他のカンナビノイド
- カンナビノイド × テルペン
- カンナビノイド × フラボノイド
じゃあ、ヘンプシードオイルに「カンナビノイドやテルペン」はあるのかというところが重要です。
ぶっちゃけ微妙なところはありますが、THCを除く微量のその他のカンナビノイドが含まれる可能性があります。
次に引用しているこの研究は「ヘンプシードオイルのカンナビノイドプロファイリング」をしているもので、その研究考察の一文を引用しています。
それは、「ヘンプシードオイルには微量のカンナビノイドしか含まれません」です。
hemp seed oil, the latter will contain only traces of cannabinoids.
引用:PubMed:Cannabinoid Profiling of Hemp Seed Oil by Liquid Chromatography Coupled to High-Resolution Mass Spectrometry
逆に言えば、「ヘンプシードオイルには微量のカンナビノイドが含まれる」ということです。
まとめると、
- ヘンプシードオイル
- 微量のカンナビノイドあり
- ということは、少しでも相乗効果あり
- 結果、よりリフレッシュしたい人向け
よりリフレッシュしたい人は相乗効果がある「ヘンプシードオイル」がおすすめです。
ヘンプシードオイルには、その他にもメリットがあります。
- その他のヘンプシードオイルのメリット
- オメガ3、6が豊富
- 高い抗酸化レベル
- デメリット
先ほど紹介した「MCTオイル」より、少ししか取れないので高いです。
MCTオイルには、その他にもメリットがあります。
- その他のMCTオイルのデメリット
- MCTオイルよりもCBDを体内に吸収しにくい
- 一時的な副作用の可能性がある(下痢、吐き気など)
ヘンプシードオイルの体内吸収率はMCTオイルより悪いですが、オメガ3とオメガ6をバランスよく豊富に含んでいるためスーパーフードと見なされています。
ヘンプシードオイルに豊富に含まれているオメガ3は、研究結果で心血管疾患死亡率を低下させたことが分かっています。
Omega-3 FAs reduced cardiovascular mortality
引用::PubMed:Effect of omega-3 fatty acids on cardiovascular outcomes: A systematic review and meta-analysis
フレーバーとテルペンで選べ
特にCBDオイル(ブロードスペクトラム)の味が苦手な人に向けてです。
簡単に用語を解説します。
- フレーバー:人工香料
香料、英語でもそのままflavor(味,風味の意味)
- テルペン:天然香料
一般の植物や大麻草、果物、野菜にも含まれている。例:レモンやマンゴーなどの香りの成分
香り付きのフレーバータイプ
合成香料と呼ばれ、基本的には天然ではなく人工的な香料が多いです。
フレーバー入りのCBDオイルには下記の目的があります。
- 悪い言い方
苦味をごまかすため
- 良い言い方
好みの味や香りを楽しむため
CBDオイルの苦味が苦手だったり、逆に良い香りを楽しみたい人は「フレーバータイプ」がおすすめです。
実際に販売されているCBDオイルのフレーバー例がこちらです。
フレーバー |
レモン |
ミント |
オレンジ |
ストロベリー |
フレーバーの種類はメーカーによって色々あります。
CBDオイルの苦味を感じたまま、無理してCBDオイルを毎回摂取するくらいならフレーバー付きでも全然OK。
さらにフレーバータイプだと、下記のようなドリンクや食品に混ぜても楽しめます。
- CBDコーヒー
- CBDジュース
- CBDチョコ
- CBDデザート
- CBDクッキー
テルペン
CBDアイソレートには入っていませんが、ブロードスペクトラムCBDにはテルペンが入っています。
入っているテルペンの種類や量によって、CBDオイルの味や風味が変化します。
テルペン | 風味 |
ミルセン(安らぎ) | マンゴー |
リモネン(くつろぎ) | レモン、オレンジ |
カリオフィレン(落ち着き) | バジル、シナモン |
リナロール(リラックス) | ラベンダー |
ピネン(ひらめき) | 松 |
CBDオイルを選ぶときに入っているテルペンを毎回確認しておくと、あなたの好みの味や風味がだんだん分かってきます。
例えばこんな感じ。
- リモネンが多いCBDオイルは、リラックスしやすい
- ピネンが多いCBDオイルは、頭がスッとする
実際にテルペンはアロマセラピーにも使われているので、CBDの効果に加えて「香り」でもリラックスできると思います。
毎日どのくらいのCBDオイルを摂取する必要があるの?
「CBDを初めて試す人」や「CBDを始めたばかり人」がよく疑問に思うのが、CBDの摂取量です。
- CBDの摂取量!2つのポイント!
- CBDを初めて試す人:初めてCBDを摂取する量
- CBDを始めたばかり人:CBDユーザーの平均的なCBD摂取量
これに加えて、「1日何回、CBDオイルを摂取すればいいのか?」もプラスして紹介します。
大前提としてCBDオイルの摂取量は、体重、身長、年齢、性別、使用目的などによって異なります。
初めてCBDオイルを摂取する量
これまでにCBDを一回も摂取したことがなく初めてCBDオイルを試してみる場合、まずはCBDと体の反応をみます。
CBDを摂取して数時間経っても特に問題がないことを確認したら、初日〜3日程度は推奨されている1日に5mgのCBDを摂取。
- CBDの摂取量!「CBDを初めて試す人」
- 初めての1回:CBDと体の反応を見る
- 初日〜3日程度:1日に5mg
下記は過去に投稿したツイッターで、初めてCBDを使用する人の一般的なCBD量の増やし方になります。
初めてCBDを使用する人の一般的なCBD量の増やし方😌
— CBDオタク@初心者の方にも丁寧に解説【大麻草に人生全振りした男】 (@pot420blog) October 23, 2022
初日は
CBDオイル一滴を舌下に垂らして反応をみる。
CBDベイプを一回だけ吸って反応をみる。
特に問題なければ
1~3日目:CBD 5mg
4~6日目:CBD 10mg
7~14日目:CBD 15mg
CBDは体内に蓄積するので2週間くらい経ったらCBDの効果を体感しやすい😌
CBDの耐性が強い人は、もしかしたら最初の数週間は効果を感じにくいかもしれません。
しかし、CBDは体に蓄積し1カ月程度継続したらCBDの効果を体感しやすくなるので、やめずに毎日続けることが大切です。
CBD摂取開始から14日目から1カ月まではどうしたらいいかと言うと、CBD量15〜20mg/日を継続するだけです。
- CBDの摂取量!「14日目から1カ月」
- 14日目から1カ月:CBD量15〜20mg/日を継続
- 1カ月以降:「CBD量15〜20mg/日を継続」か「自分に合う好みのCBD量」
このように手順を追ってCBD量を増やしていけば、遅くても1カ月ほどで安定してCBDの効果を感じられるようになります。
CBDユーザーの平均的な1日のCBD摂取量
同じお酒の量を飲んでも「泥酔する人、顔色一つ変えない人」など個人差がありますが、これはCBDにも当てはまります。
しかし、平均的なCBD摂取量を把握しておくことで、だいたいどれくらい摂取したらいいかという目安になります。
- CBDユーザーの平均的な1日のCBD摂取量
CBD 15mg〜20mg
じゃあ、「1日にCBD20mg以上とったらどうなるの?」と思う人もいます。
1日にCBD20mgを超えても特に問題はありませんが、最大でもCBDの摂取量は1日に70mg未満にしておくと良いでしょう。
理由は、イギリス食品基準庁(FSA)が1日あたりのCBDの最大総摂取量を70mgにすることを推奨しているからです。
It also advises vulnerable groups not to take CBD, and healthy adults to take no more than 70mg a day.
引用元:Food Standards Agency:Food Standards Agency sets deadline for the CBD industry and provides safety advice to consumers
これはあくまで基準なので、ぶっちゃけ1日にCBDを70mg以上を摂取している人も普通にいます。
え、大丈夫なの?
例えばCBD300mgを摂取すると、スピーチ中の不安を大幅に軽減したという研究結果や、
Compared to placebo, pretreatment with 300 mg of CBD significantly reduced anxiety during the speech.
引用:SciELO:Cannabidiol presents an inverted U-shaped dose-response curve in a simulated public speaking test
1日あたり最大1500mgの高用量のCBDアイソレートを摂取しても、OK(許容範囲内)といった研究もあります。
Chronic use and high doses of up to 1500 mg per day have been repeatedly shown to be well tolerated by humans.
引用:SciELO:Cannabidiol presents an inverted U-shaped dose-response curve in a simulated public speaking test
だからといって、いきなりCBDを大量に摂取するのではなく、平均値の1日にCBD15〜20mg前後が目安となっています。
もし「CBDオイルの効果が全然ないな」と感じたら、こちらの記事でCBDオイルの調整方法を詳しく解説しています。
》CBDオイルの効果が全然ない!5つの調整ポイントでCBDの効果がUP!
CBD量の調節方法
同じ用量のCBDオイルを数日間使用して、CBDの効果を観察しながら、必要に応じて無理をせず量を調整していきます。
初心者の人は、CBDの摂取量が少すぎて効果を感じにくいことが多いよ!
数週間かけて徐々にCBD摂取量を増やしたとしても、1日に70mg未満(FSAの推奨値)に抑えるようにしましょう。
WHOの報告によるとCBDの有害な副作用はほとんどありませんが、過剰なCBD量は中程度の用量よりも治療効果が低い可能性があります。
1日何回、CBDオイルを使うの?
ぶっちゃけ、CBDオイルの使用回数に関して厳格なルールはありません。
- CBDオイルの使用回数(例)
- 3回:朝昼晩(CBD 5mg × 3回)
- 2回:朝晩(CBD 7.5mg × 2回)
- 1回:晩のみ(CBD 15mg × 1回)
朝にCBDオイルを使う人もいれば、CBDのリラックス効果を期待して就寝前に使う人もいます。
CBDオイルを始めたばかりで、よくわからない人は朝昼晩の1日3回を基本にしましょう。
CBDの効果を1日中続かせたい人は、下記の記事が参考になるで一度確認して見てください。
》【CBD効果が1日中続く】初心者でもできるCBD摂取方法3つのコツを解説
CBDオイルのおすすめの摂取方法
CBDオイルには2種類の摂取方法があります。
- CBDオイルの摂取方法
- CBDオイルを普通に飲む:経口摂取
- CBDオイルを舌下から摂取:舌下摂取
どちらがいいとは言えませんが、コスパに注目するとCBDオイルを舌下から摂取する「舌下摂取」の方がお得です。
理由は、同じCBDの量でも、舌下摂取の方がより多いCBDが体に吸収されるからです。
なぜ「舌下摂取は、CBDがより体に吸収されるか」を次で説明します。
CBDオイル:経口摂取 vs 舌下摂取
まずは、こちらの表を見てください。
体内にCBDを吸収する割合 | |
CBDオイルを普通に飲む | 約10% |
CBDオイルを舌下から摂取 | 約25% |
単純に約2.5倍も違います。もう少し噛み砕くと、
- CBDオイルを普通に飲む場合だと・・・
- CBDオイルの減りが「2.5倍」
- CBDオイルに使うお金が「2.5倍」
結果、CBDオイルを舌下から摂取する「舌下摂取」の方がお金の節約になります。
体にCBDを吸収する割合はCBDの摂取方法によって違い、「経口摂取」のメリットも別記事で記載しています。
》CBDの効果がない!各CBD製品のバイオアベイラビリティを知ろう!
では、改めて「CBDオイルの舌下摂取とは何か?」や「舌下摂取の具体的な手順」を簡単に説明します。
CBDオイルの舌下摂取とは?
舌下摂取とは「CBDオイルを舌の下に入れてCBDを摂取する方法」です。
すぐに飲み込むのではなく、CBDオイルを舌の下に垂らした後、約1分(30〜90秒)待ってからCBDオイルを飲み込みます。
これによりCBDが粘膜から体内に吸収されるので、普通にCBDオイルを飲み込むよりも効率的にCBDを摂取できます。
舌下摂取のメリット・デメリットはこちらです。
- メリット:CBDをより体に吸収できる!(経口摂取の約2.5倍)
- デメリット:いつでも、どこでも摂取できない・・・
CBDオイルを舌下摂取するデメリットについて少し触れておきます。
- CBDオイル「舌下摂取」のデメリット
- 口にCBDオイルがある:約1分間は喋れない
- 外出先は場所を選ぶ:車内、トイレなど
CBDオイルのデメリットだけをまとめた記事も用意しているので、その他のデメリットも確認しておきましょう。
》【注意点】CBDオイルのデメリット9つを包み隠さず紹介します!
CBDオイルを舌下で摂取する具体的な手順
頭を少し後ろに傾けて舌を上あごまで持ち上げ、CBDオイルを舌の下に数滴垂らす。
- CBDオイルのスポイトには量を示すマークが付いているので、正確なCBD量がわかる
CBDオイルを舌の下にセットした後、「30〜90秒」待つ。
- これにより消化器系を迂回して、CBDが粘膜から血液に吸収される
少し苦いCBDオイルもあるけど、少しでも効果を上げるためそのまま飲み込む。
- 苦くて飲みこめない場合は、水と一緒に飲んでもOK
正式に舌下摂取の方法を知りたい人向けに、別記事でさらに詳しく書いています。
》【初心者】CBDオイルの舌下摂取は簡単で早い!1分でCBDオイル!
CBDオイルの舌下摂取による「効果と時間の関係」はこちらの表です。
効果 | 時間 |
CBDの効果が現れる時間 | 20分以内 |
CBDの効果が最大になる時間 | 30分~1時間 |
CBDの効果が継続する時間 | 3〜5時間 |
これを理解していると、いつCBDオイルを使えばいいか分かるようになります。
例えば下記のような場合です。
CBDオイルは寝る何時間前がベスト?
睡眠をサポートする目的でCBDオイル(舌下摂取)を使う人は、睡眠の30分〜1時間前に使うといいでしょう。
理由はこのツイートのまとめです。
CBDオイルって寝る何時間前がベスト?👀
— CBDオタク@初心者の方にも丁寧に解説【CBDに人生全振りした男】 (@pot420blog) February 24, 2023
CBDオイル(舌下)の特徴を知ると理解できます👍
✅特徴
効果が現れる時間:20分以内
効果が最大になる時間:1時間程度
効果が継続する時間:3〜5時間
寝る1時間前、布団に入る30分前くらいがちょうどいいタイミングです😌#cbdオイル #寝る前
平均的なCBD摂取量は1日に15〜20mg程度ですが、体格や身長・年齢などによっても違います。
ですので、あなたにとって好みのCBD量を探すことが必要です。この量をスイートスポットと言います。
スイートスポットは高容量CBDが必ずしも効果に反映しないことを意味します。
まとめ【CBDオイルの選び方!CBD濃度、CBD含有量、キャリアオイルで選べ!】
CBDオイルの選び方のまとめです。
- CBDオイルの選び方のまとめ
- 「ブロードスペクトラム」か「アイソレート」
効果があるのは「ブロードスペクトラム」
- 「濃度」と「含有量」を確認!
濃度と含有量が高いものを選ぶ!ボトル容量に騙されるな!
- 「キャリアオイル」を好みで選ぶ!
無味無臭なら「MCTオイル」、相乗効果を期待するなら「ヘンプシードオイル」
- 「フレーバー」で好みの味を選ぶ!
レモン味や、テルペンで風味も楽しめる
これでCBDオイルの選択の幅がかなり広がったと思います。
あとはいくつか実際に買ってみて、あなたの理想のCBDライフスタイルに近づけるだけです。
よくある質問に答えます。
Q. CBDオイルは食前?食後?
A. 食後の一択です。
理由はミネソタ大学の研究結果で、CBDカプセルでの実験になりますが食後(満腹時)に摂取した方がCBDの吸収率がいいことがわかったからです。
空腹 | 食前 | 食後 |
特に脂肪分の多い食事の30分後にCBDを摂取すると、効果はほぼ5倍になりました。
CBDの効果をもっと感じたい時は、こちらの記事を確認しておくと、もっとCBDの効果を体感できると思います。
》CBDオイルの効果が全然ない!5つの調整ポイントでCBDの効果がUP!
Q. CBDオイルの保管場所ってどこでもいいの?
A. CBDオイルは「光、熱、湿気」などに弱いのでどこでもいいわけではありません。
- CBDオイルの適切な保管方法
- 食器棚
- クローゼット
- 冷蔵庫
》そのCBDオイルは期限切れかも?消費期限の伸ばし方と最適な保管方法!
Q. 高品質でおすすめの「低濃度・高濃度」CBDオイルは?
A. 高品質でおすすめの低濃度CBDオイル:ラウンのCBDオイル5%
高品質でおすすめの高濃度CBDオイル:ネイチャーカンのCBDオイル40%
免責事項:この記事に記載されている情報は、一般的な教育のみを目的としており、医学的または法的アドバイスを行っているものではありません。pot420blogでは違法薬物の使用を容認、擁護、推進してません。