- 結論
- テルペンはCBDオイルのアロマ成分。カンナビノイドと協力してアントラージュ効果を生み出す、知ると面白い成分!
- フルスペクトラムやブロードスペクトラムCBDにはテルペンが豊富に含まれる。アイソレートには含まれない!
- COAでテルペンプロファイルを確認できる製品が品質が高い。どのテルペンが含まれるかで体感が変わることがある!
CBDオタク元清水建設の社員|TOEIC800点|アメリカのオンライン大麻大学で勉強|初めてカナダでCBDオイルを試したのは2017年|2018年に初めて個人輸入したCBDオイルはエンドカ製のCBDオイル|オランダ、ハイタイムズカップ、ウルグアイなど世界中の大麻イベントに参加|現在は南米からCBDを学んでいます。



テルペンって何・・?CBDオイルのラベルに書いてあるけど全然意味がわからない



俺もCBDを使い始めた頃はテルペンを完全無視してた!でも知ると製品選びが全然変わる。ざっくり解説するね。
- テルペン=植物のアロマ(香り)成分のこと
- フルスペクトラムCBDにはテルペンが豊富(アイソレートにはない)
- 好みの香りと目的に合わせてテルペンプロファイルを選ぶと楽しい
テルペンとは?CBDオイルとの関係
テルペン(Terpenes)はヘンプ・ラベンダー・柑橘類・松・マンゴー等の植物に含まれるアロマ成分の総称だ。同じ「カンナビノイド」というカテゴリではないが、ヘンプ由来のCBDオイルにはCBD・CBG等のカンナビノイドと一緒に多数のテルペンが含まれている。
テルペンが重要な理由はアントラージュ効果との関係にある。アントラージュ(entourage)効果とは、複数の成分が単体より協調して働く相乗効果のことで(詳細は》アントラージュ効果とは?)、テルペンはCBDやCBGとともにECSに働きかけることで豊かな体感をもたらす可能性があるとされている。
フルスペクトラムCBDにはテルペンが豊富に含まれ、ブロードスペクトラムには抽出・精製後でも一部テルペンが残る。アイソレート(CBD99%以上)にはテルペンがほぼ含まれない→》フルスペクトラムCBDオイルガイド



テルペンってどんな種類があるの・・?



主要テルペンは6〜8種類をまず覚えれば十分!それぞれ香りと体感の傾向が全然違うから面白いよ。
主要テルペン6種類の特性と目的別の使い分け
| テルペン | 代表的な香り | 体感傾向 | 含む植物 |
|---|---|---|---|
| リモネン | 柑橘・レモン | 前向き・明るい気分 | レモン・グレープフルーツ・ミカン |
| リナロール | ラベンダー・フローラル | 落ち着き・リラックス | ラベンダー・コリアンダー |
| ミルセン | マンゴー・ホップ・土 | 深いリラックス・眠気 | マンゴー・ホップ・チムグサ |
| β-ピネン | 松・森林 | クリアな集中・気分転換 | 松・ローズマリー |
| β-カリオフィレン | 黒コショウ・スパイス | CB2直接作動・炎症サポート | 黒コショウ・クローブ |
| テルピネオール | ライラック・松 | 穏やかな鎮静 | ライラック・松・ユーカリ |
リモネン(柑橘系テルペン)
柑橘系の爽やかな香りが特徴で、ストレス緩和・気分の向上効果が期待されているテルペンだ。「朝・日中のCBD使用」で体感しやすく、抗真菌・抗菌特性も研究されている。
CBDオイルがレモン・グレープフルーツ系の香りがする場合、リモネンが多く含まれている可能性がある。
ミルセン(マンゴー・ホップ系)
ミルセンは最も一般的なヘンプテルペンのひとつで、「大麻の眠気」の一因とも言われるテルペンだ。ホップ(ビールの原料)にも多く含まれており、睡眠サポートを目的としてCBDを使う場合にミルセンが豊富なフルスペクトラム製品が向いている可能性がある→》CBDオイルで眠れる?睡眠への効果と使い方
マンゴーを食べてからCBDを使うとミルセンの相乗効果が得られるという話がコミュニティでよく聞かれる。根拠はまだ薄いが、試してみる価値はあるかもしれない。
β-カリオフィレン(スパイス系)
β-カリオフィレンはCBDと同様にカンナビノイド受容体(特にCB2)に直接結合するという、ユニークな特性を持つテルペンだ。黒コショウ・クローブ等に多く含まれており、抗炎症・スポーツ回復のサポートとの関連で研究が進んでいる→》CBDオイルでスポーツ疲労回復!アスリートの使い方
食品にも含まれるテルペンなので安全性が比較的明確で、CBDオイルの成分として含まれていても安心して使える。



どのテルペンが入ってるかってどうやって調べるの・・?



COAに書いてある!ただテルペンプロファイルまで公開している製品はまだ多くない。公開している製品の方が透明性が高くて信頼できる。
テルペンとアントラージュ効果
アントラージュ効果の観点でテルペンを理解すると、CBD製品選びの視野が大きく広がる。CBD単体(アイソレート)では得られない「植物全体の複雑な作用」が、フルスペクトラム製品に含まれるテルペンによって補完されているという考え方だ。
2011年にBritish Journal of Pharmacologyに掲載された研究では、テルペンがカンナビノイドの効果を増強する可能性があると示されている。「このテルペンがこの効果を保証する」という断定的な研究は少ないが、知識として持っておく価値がある。
テルペンが豊富なCBD製品の選び方
フルスペクトラムを選ぶ理由
テルペンを重視するなら、フルスペクトラムCBDが最もテルペンが豊富に含まれる選択肢だ。CO2低温抽出法を使う製品は揮発性の高いテルペンが保全されやすく、製品ページに「低温CO2抽出」と記載のある製品が高テルペン保全率の目安になる→》フルスペクトラムCBDオイルガイド
COAでテルペンプロファイルを確認する
テルペン重視で選ぶなら、COAに「Terpene Profile」または「テルペンプロファイル」が含まれている製品を選んでほしい。リモネン・ミルセン・β-カリオフィレン等の各テルペンのmg/g表示があれば、製品ごとの特性を比較できる。
COAの読み方は→》COAの読み方ガイドで確認できる。》CBG・CBNとは?マイナーカンナビノイドガイドではカンナビノイドの特性も解説しているので、合わせて読むと製品選びの理解がさらに深まる。



テルペンの違いでCBDオイルの香りが全然違う!俺はリモネン多めの柑橘系が好きで、朝のCBDに使ってる。好みの香りから選ぶのも意外とアリ。
まとめ【CBD と テルペン】
テルペンはCBDオイルの「アロマ成分」であり、カンナビノイドとのアントラージュ効果で体感をより豊かにする可能性がある成分だ。フルスペクトラムCBDにはテルペンが豊富に含まれており、アイソレートには含まれないという違いを覚えておこう。
目的に合ったテルペンプロファイルの製品を選ぶことで、CBDの使い方がより深まる。
- テルペン=植物のアロマ成分。CBDと相乗するアントラージュ効果の一翼
- フルスペクトラム > ブロードスペクトラム > アイソレートの順でテルペンが豊富
- COAにテルペンプロファイル公開→高品質の目安
- リモネン(朝・活力系)、ミルセン(夜・睡眠系)、β-カリオフィレン(炎症系)が主要3種
よくある質問に答えます。
テルペンはアレルギーの原因になるの・・?
テルペンは香料成分のため、香料アレルギーを持つ人では反応が出る可能性がある。特にティーツリー・シトラス系等の精油に過敏な人は少量から試して、皮膚刺激が出た場合はすぐに中止してほしい。
アイソレートよりフルスペクトラムの方が効くの・・?
「アントラージュ効果」という観点ではフルスペクトラムやブロードスペクトラムが有利とされているが、「CBDアイソレートが自分には合ってる」という人も多い。THCゼロを絶対条件にしたい場合や、シンプルに使いたい場合はアイソレートが安心な選択肢だ。
テルペンって体にいいの・・?安全なの?
テルペンは食品・アロマ・化粧品に広く使われており、通常の摂取量(CBDオイル数ml相当)では一般的に安全とされている。β-カリオフィレンは食品にも含まれるため特に安全性が高い部類に入る。
ただし純粋なテルペンオイルを大量に直接飲む等の使い方は別の話なので、CBDオイルとして通常の量で使う分には問題ない。
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