CBDと「オイル」を分けて考える！効果を最大化するキャリアオイル！

もっとCBDのことが知りたい！CBDオタク（@pot420blog）です。

と考えている人は多いのではないでしょうか？

この記事では、CBDオイルの「オイル」に注目することで、

上記について、正しく理解できるようになります。

CBDのオイル「キャリアオイル」とは？

少し聞きなれない言葉かもしれませんが、キャリアオイルはCBDオイルだけではなくアロマセラピーやマッサージでも採用されています。

マッサージで使われるエッセンシャルオイルなどは超濃縮されているので、安全に使用するにはキャリアオイルで薄める必要があります。

同じくCBDも超濃縮されているので、体内に効率よく吸収するためにキャリアオイルが使用されます。

CBDオイルの「キャリアオイル」のメリット

CBDのキャリアオイルの最大のメリットは、「体がCBDを吸収する補助」を目的として使用されます。

CBDを体内にしっかり運ぶ（キャリーする）ことからキャリアオイルと名付けられました。

CBDオイルに使用されるキャリアオイルは主に３種類あります。

上記の各キャリアオイルはCBDオイルの品質と深く関係しています。

• 詳細は下記（各キャリアオイルのメリット・デメリット）で説明しています。

キャリアオイルのメリットは下記の5つです。

CBDの体内吸収率を高める（最重要）

CBDの体内吸収率を知らない人のために、簡単に説明しておきます。

CBDの体内吸収率とは？

体内吸収率とはCBDが体内に吸収する割合のこと（通称：バイオアベイラビリティ）です。

実はCBDを摂取したからといって、全てのCBDが体内に吸収されません。

CBDオイル（舌下）の体内吸収率は20％程度です。つまり、あなたが摂取したCBD（舌下摂取）100mgに対して、実際にCBDを体内に摂取できるのは20mg程度になります。

これを把握していないと、想定しているCBDを摂取できません。

下記の表は各CBD製品の体内吸収率になります。

使用方法	体内吸収率
CBDエディブル	6〜19%（小）
CBDオイル(舌下)	13〜35%（中）
CBDベイプ	31〜46%（大）

CBDの体内吸収率を高める

なぜキャリアオイルがCBDの体内吸収率を高めるかというと、CBDが親油性だからです。

CBDは油に自然に溶けるので、CBDを効率よく体内に吸収するためには油に溶かすのが一般的です。

CBDが脂肪分子と結合すると、体はより多くのCBDを吸収できる。

CBDがキャリアオイルに混ぜられているので、CBDをより簡単に体内に吸収できます。

CBDの鮮度保持

CBDは時間の経過とともに劣化し、効力を失う可能性があります。

しかし、キャリアオイルがあることによってCBDを酸素に触れにくくすることで、CBDの効力と新鮮さを保つことができます。

その結果、CBDオイルの消費期限を延ばすことにも繋がります。

※「CBDの消費期限を知らなかった」という方はこちらからどうぞ。

》そのCBDオイルは期限切れかも？消費期限の伸ばし方と最適な保管方法！

CBDの摂取量を簡単にする

20mgのCBDアイソレートでも数粒の砂程度しかなく非常に小さいです。

一般的なCBDユーザーが1回にCBDを摂取する5mg程度になると、かなり調節しにくいです。

CBDの結晶をキャリアオイルで薄めると、1mg単位でCBDの摂取量を調節することが可能になります。

純粋なCBD結晶の場合、正確なCBD量を把握するために特別な機器が必要になりますが、キャリアオイルがあると不要です。

CBDは脂溶性のため、水に溶けません。

製品にはCBDオイルの1mlあたりのCBD量が記載されています。

これにより、いつでも正確なCBD量を摂取できるようになります。

CBDの苦味を抑える

CBDが大麻草から分離されると、苦くて草のような味が残ります。

そこで、キャリアオイルを使ったり香料を加えたりすることで、できるだけ苦味を抑え摂取しやすくなります。

光合成をするために必要な「クロロフィル」が苦味の原因

キャリアオイル自体にメリットがある（重要）

これは後で詳しく説明しますが、CBDのメリットはもちろんのことキャリアオイル自体にメリットがあります。

CBDのキャリアオイルとして使用される「オイル」は主に下記の3つです。

テレビなどで、オリーブオイルは普段の食生活ではあまり摂取できない「オメガ３」などが入っていて、体に良いと聞いたことがある人は多いと思います。

しかし、CBDのキャリアオイルだけに注目するとオリーブオイルは最良と言えません。その理由も下記で説明します。

各キャリアオイルのメリット・デメリット

CBDにメリットがあることは、ほとんどの人が理解もしくは既に体感していると思います。

しかし、CBDオイルの「（キャリア）オイル」だけに注目すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか？

各CBDブランドは色々なキャリアオイルを使用しており、独自ブレンドとして複数のキャリアオイルを混ぜている場合もあります。

MCTオイル：CBDの体内吸収率が一番高い

中鎖脂肪酸のことをMCT（Medium Chain Triglyceride）といい、MCTオイルには主に下記の二種類から作られます。

• パームオイル
• ココナッツオイル

特にココナッツ オイルは抗菌性があり、HDL (善玉) コレステロールのレベルを上げるのに役立つ可能性があります。

increased HDL cholesterol

引用：Science Direct：Beneficial effects of virgin coconut oil on lipid parameters and in vitro LDL oxidation

また、日清オイリオによるとMCTは未熟児やてんかん患者などへ栄養補給に使われており、安全性が高く50年以上も医療現場で使われてきたようです。

MCTは50年以上も医療現場で使われてきた

引用：日清オイリオ：そもそも「MCT」ってなに？

MCTはキャリアオイルの中で安全性も高く、CBDの体内吸収率が一番良くなるので結果的にお金の節約にもなります。

メリット

デメリット

MCTオイルの実態については、こちらをご覧いただければと思います。

》CBDオイルにはCBD以上の価値がある！MCTオイルに秘密があった！

ヘンプシードオイル：オメガ３とオメガ６が豊富

CBDオイルを混同する人もいますが、ヘンプシードオイルとはテルペンやカンナビノイドは含まれていません。

ヘンプシードオイルの体内吸収率はMCTオイルより悪いですが、オメガ3とオメガ6をバランスよく豊富に含んでいるためスーパーフードと見なされています。

CBDの体内吸収率：MCTオイル > ヘンプシードオイル

ヘンプシードオイルに含まれているオメガ３は、研究結果で心血管疾患死亡率を低下させたことが分かっています。

Omega-3 FAs reduced cardiovascular mortality

引用：：PubMed：Effect of omega-3 fatty acids on cardiovascular outcomes: A systematic review and meta-analysis

メリット

デメリット

オリーブオイル：健康には良いが、体内吸収率が低い

オリーブオイルはオメガ3が非常に多く含まれており、テレビでもよく取り上げられているので知名度が一番高いオイルになります。

しかし、オリーブオイルはCBDの体内吸収率が他のキャリアオイルと比較して悪いので、キャリアオイルとしてはふさわしくありません。

粘性のある液体のため、正しくCBDを摂取するのが難しい。

メリット

デメリット

まとめ【CBDの効果を最大化するキャリアオイル！】

CBDに最適なキャリアオイルとは、CBDの体内吸収率が最大であることを意味しています。

CBDの体内吸収率が一番高いキャリアオイルは「MCTオイル」です。

他の言い方に変えると、MCTオイルはCBDの効果を最大限に高めることができます。

実は、CBDベイプやCBDエディブルと比較するとCBDオイル（舌下）は一番コスパがいいCBDの摂取方法です。

理由はこの記事で説明していますが、楽天市場/アマゾン/ヤフーショッピングで現在販売されている126商品のCBD製品を徹底比較しました。

CBDをちょっとでも節約したい方は一度確認してみてください。

よくある質問に答えます。

Q. CBDオイルに消費期限はありますか？

A. はい、あります。

未開封の状態だと1〜2年程度持ちますが、開封後は半年程度になります。

製造日をよく確認し、半年以上前に製造されたCBDオイルを購入しないようにしましょう。

詳しくは別記事で説明しています。

》そのCBDオイルは期限切れかも？消費期限の伸ばし方と最適な保管方法！

古くなったCBDは効力を失い、結果的にお金の無駄になるのですぐに確認しておきましょう。

Q. CBDオイルは舌下摂取が一番いいと聞きましたが本当ですか？

A. はい、CBDオイルをそのまま飲み込むより、舌下摂取すると体内の吸収率が高まります。

CBD摂取量の平均は、1日に15〜20mg程度です。

初心者の方は1日5mgから初めて、1カ月程度かけて1日15〜20mgまで増やすようにします。

CBDオイルを舌下で摂取する方法について詳しく知りたい方は、節約効果にもつながるので一度確認しておいても損はありません。

》【初心者】CBDの舌下摂取は簡単・安心・早い！CBDを時短で摂取する方法

A.  はい、下記に紹介したCBDオイルは高品質で安心・安全のCBDメーカーが製造しているのでしっかりCBDの効果を体感できます。

• 安心・安全・信頼性があるオススメのCBDオイル3選

免責事項：この記事に記載されている情報は、一般的な教育のみを目的としており、医学的または法的アドバイスを行っているものではありません。pot420blogでは違法薬物の使用を容認、擁護、推進してません。